逆転優勝へ! 日本ハム快進撃を支える助っ人4人の心意気 (3ページ目)
「最初の1カ月は日本の柔らかいマウンドにてこずったけど、今はそれにも慣れて、波に乗れています。この先は勝ちパターンで投げたいですし、シーズン終盤のタイトな試合で相手をゼロに抑えたいですね。ファイターズはホークスに勝ち越しているし、こうやって4ゲーム差まで迫っている。優勝の可能性は十分にあると思っています」
メンドーサは先発ローテーションを崩すことなく、19試合に登板し7勝5敗。来日3年目の右腕は、自分の役割をしっかりと果たしている。
「最近は投打もかみ合ってきたし、逆転優勝も不可能じゃないと思っています。表ローテーションと言われている大谷(翔平)、有原(航平)、高梨(裕稔)の3人が素晴らしいピッチングをしてくれているしね。僕は3人が登板した次のカードを投げているので、そのときは彼らに負けない投球をすることを心掛けています。クオリティスタートをしっかりして、できればイニング数も稼ぎ、プルペン陣を酷使させないようにしたいです」
2年目のレアードは打順こそ6番だが、ここまでリーグトップとなる28本塁打でチームをなんども勝利に導いている。
「僕の場合はホームランが期待されていると思うけど、ヒットであったり、守備であったり、なんらかの形でチームに貢献できればいいと考えています」
レアードといえば、ホームランを打ったあとの"寿司を握るパフォーマンス"が有名で、明るいキャラクターでファンに愛されている。試合前には、監督の囲み会見や選手のインタビュー中にひょっこりと顔を出し、8月3日のロッテ戦ではヒーローインタビュー中の杉谷拳士の背後に忍び寄って、ペットボトルの水を浴びせかけファンの笑いを誘った。
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