育成出身のDeNA砂田毅樹が見せる「ギラギラしたプロ意識」 (4ページ目)
2月7日、DeNAが今キャンプで初めて組んだ紅白戦で砂田は先発登板した。だが、結果は飛雄馬に3ラン本塁打を浴びるなど、3回を投げて被安打7、失点4。ブルペンで投げていたときのようにストレートが走らず、不安の残る滑り出しとなった。
それでも、砂田は強気を崩さない。
「超力んで、指の掛かりが悪かったです。結果を求めすぎて、体が勝手に反応してしまったのかなと。でもまあ、いきなりうまくいきすぎても怖いですから。良いところも悪いところも見えたので、これから修正していきます」
砂田毅樹、20歳。「こんな投手がいるから、プロ野球は面白いんだよな……」。今シーズンが終わる頃、多くの野球ファンがそんな感慨を抱いているかもしれない。
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