西武・高橋光成「5連勝で満足している余裕はないです」 (5ページ目)
―― 内容的にも、ロッテ戦での完封勝利(8月23日)以外は、5回前後で降板しています。大事を取って交代している印象ですが、自分としては「もっといける」という感覚なのでしょうか。
高橋 そうですね……、でも、まだ任せられていないので。たぶん体力もないと思われているので、そういった部分を変えていけるように、トレーニングをしっかりして、もっと信頼していただけるようなピッチャーになりたいです。
―― 先発投手として長いイニングを投げるのに必要なことは、体力的なこと以外では何があるのでしょうか。
高橋 自分的には、投げながらリズムをつくろう、というのがあります。リズムをつくって、ゲームの流れを引き寄せる。そういうピッチングができたらいいなという思いも少しあります。
―― 完封したロッテ戦は、それができた?
高橋 できた……。うーん、できていたほうかなぁ……うーん、難しいです(笑)。
―― まだシーズンは終わっていませんが、西武ファンもアマチュア時代から見ているファンも、高橋投手に対して「いずれエースになってほしい」という期待があると思います。ご自身のなかで、将来こんな投手になっていきたいという理想があったら教えてください。
高橋 そうですね、大事な試合で任される、任してもらえるようなピッチャーになって、誰からも信頼してもらえるようなピッチャーになりたいです。
――いずれは、日本代表も……。
高橋 なりたいです!
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