DeNAの守護神・山﨑康晃、取り戻した「2年前の感覚」 (4ページ目)
当の本人は「クローザー」という重責を任されていることについて、どう思っているのか聞いてみた。
「今は抑えになって、自分らしさを取り戻しつつあるのかなと思っています。適性があるかどうかはわかりませんが、今は仕事を与えてもらっていることに誇りを持って、マウンドに上がっています。3点差より1点差の方が気持ちは入ります。緊張感のある場面で投げたいという気持ちが強いです」
なんとも心強い言葉だ。かつてベイスターズの絶対的守護神だった佐々木主浩にちなんで「小さな大魔神」なんて呼ばれているが、現時点での安定感は大魔神にも負けていない。山﨑がDeNAのクローザーとして君臨している限り、この快進撃はまだまだ続くだろう。そして17年ぶりのリーグ優勝も日に日に現実のものとなっていくに違いない。
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