似た者同士!? 元中日・小田幸平が語る「楽天新監督の素顔」 (2ページ目)
長い付き合いのふたり。では大久保監督とはどんな性格なのか?
「とにかく周囲を明るくさせる人です。話していてもそうですし、現役時代のキャラクターと同じですよ。プレイだけでなく、いるだけで雰囲気を変えられる。そんな人はなかなかいません。僕も似たタイプの人間で、同じ匂いがするというか......言葉は難しいのですが、マネはしていないけど、重なるところはありました」
先頃、小田氏は現役を引退して、初めて所属球団以外のキャンプに出向いた。もちろん久米島の楽天キャンプにも足を運び、大久保監督とじっくり話をしてきたという。
「『楽しみがなきゃどうするんだ』と話していました。キツいことばかりでギスギスするのは嫌だと」
大久保監督はスローガンでもある「一致団結」のため、キャンプ中に選手たちによる運動会を実施した。
「それも1位になったら第2クールのランニング免除権が与えられたでしょ。選手たちも一生懸命になるよね(笑)。厳しい練習を課す一方で、そういった楽しみも入れる。そういうところが上手いんですよね」
ちなみに、大久保監督は昨年の秋季キャンプでも「8人紅白戦」(※)などユニークな練習を考案していたが、それらにも様々な考えが張り巡らされている。
※9人で守るところをひとり少ない8人にすることで、ポジショニングや配球など、選手がいろいろ考えながらやるという発想から、大久保監督が取り入れた練習のひとつ。
「アーリー・ワークにしても、打撃の練習であることはもちろんなんだけど、早起きが習慣にもなるんです。若手選手の中には試合や練習の何時間前には起きておくように、といわれてもギリギリまで寝てしまう選手もいる。それを『遅刻厳禁』とするのではなく、アーリー・ワークで習慣を変えるという意義もあるんですよ。やることは派手で豪快ですが、実はその先のこともしっかり考えている人なんです」
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