解説者7人が順位予想。巨人、ソフトバンクの独走を止めるのは? (2ページ目)
◎金村義明(元近鉄、中日、西武)
セ・リーグ パ・リーグ 「144試合の長丁場を戦うには、戦力層の厚さが必要になってくる。そういう意味で、巨人とソフトバンクは、他のチームよりも抜けている。独走してもおかしくないだけの戦力を持っています。セ・リーグの2位に予想した広島は絶対的エース・前田健太の存在が大きい。彼ひとりいるだけで、チームに安心感を与えてくれる。そこに大瀬良大地、九里亜蓮のルーキーに巨人から一岡竜司が加わり、劇的に若返った。12球団で最も勢いのあるチームだと思います。DeNAは尚成、久保康友が加わったことで昨年よりも投手力が上がりました。失点を減らすことができれば、得点力のあるチームなので面白い存在になります。残り3チームは混戦。阪神と中日は攻撃力に課題を残し、ヤクルトは投手力が不安です。パ・リーグは、2位以下は本当に混戦。その中でロッテはオープン戦首位打者の井上晴哉を筆頭にルーキーの活躍が目立っています。若い力が出てくればチーム力は上がります。それに涌井秀章の加入も大きいと思います。オリックスはエースの金子千尋、抑えの平野佳寿をはじめ、投手力が安定している。攻撃陣も森脇監督の目指す機動力野球が浸透してきて、今年は得点を期待できる。期待を込めて3位にしました。とはいえ、パ・リーグは本当にどこが上位にくるかわかりません。最後まで混戦が続くと思います」 ◎飯田哲也(元ヤクルトコーチ) セ・リーグ パ・リーグ 「巨人は先発陣に不安を残していますが、それでも残り5チームとは戦力差があります。大竹寛が加わったのは大きいですね。広島は総合力、特に投手力が高いので2位。残りの4チームはダンゴ状態です。ヤクルトは投手力が弱いので、打ち勝つしかありません。バレンティンが勝負してもらえないこともあると思うので、川端慎吾、ミレッジ、畠山和洋がカギを握っています。パ・リーグは、投手力の高いソフトバンクと西武が上位。ソフトバンクは選手層が厚く、戦力的に抜けています。西武は先発陣がそろっているので、大型連敗を避けられるでしょう。楽天は去年の優勝経験があり、ペナントレースの戦い方をわかっているのが強み。マギーの代わりに来日したユーキリスが活躍できるかがカギになると思います」
1位:巨人
2位:広島
3位:DeNA
4位:阪神
5位:中日
6位:ヤクルト
1位:ソフトバンク
2位:ロッテ
3位:オリックス
4位:楽天
5位:日本ハム
6位:西武
1位:巨人
2位:広島
3位:阪神
4位:DeNA
5位:中日
6位:ヤクルト
1位:ソフトバンク
2位:西武
3位:楽天
4位:ロッテ
5位:日本ハム
6位:オリックス
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