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【MLB】今井達也、苦難のメジャー1年目 魔球"UFO"は有効も「自分の感覚と結果が一致しない」 (3ページ目)

  • 杉浦大介●取材・文 text by Daisuke Sugiura

【自身の感覚と結果のズレ】

 ただ、スライダーを軸にした好投も長続きしなかった。7月1日のミネソタ・ツインズ戦は2回を持たず5失点、7日のナショナルズ戦は3回3分の2で2失点。2登板の合計で8四球と制球が定まらなかった。一時は高まりかけた今井への期待感も停滞。今井自身も、前半戦は最後まで自身のピッチングに手応えを感じられなかったという。

「思い通りのボールがいっていないのもそうですし、(好投した)前々回のデトロイトでの試合でも、初対戦というのもあるんですけど、投げている感覚がよくないのに6回で10個の三振を取れたり......。自分の感覚と結果が一致しないところが、一番気持ち悪いところなんです」

 結局、メジャーリーガーとしての今井はまだ自身の投球スタイルを確立できていないのだろう。それでも好投できるゲームがあるのはポテンシャルの高さを証明しているが、自身の感覚と投げているボールが噛み合っていないのであれば、長続きはしない。オールスターブレイク後は、アメリカにおける自身のピッチングの確立が急務となる。

(後編:アストロズで頼れる存在になるために 今井達也に必要なのは"鈍感力"と"第3の球種">>)

著者プロフィール

  • 杉浦大介

    杉浦大介 (すぎうら・だいすけ)

    すぎうら・だいすけ 東京都生まれ。高校球児からアマチュアボクサーを経て大学卒業と同時に渡米。ニューヨークでフリーライターになる。現在はNBA、MLB、NFL、ボクシングなどを中心に精力的に取材活動を行なう

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