【MLB】大谷翔平の2025年すごかった7試合 いぶし銀の輝きを放ったホワイトソックス戦「3度の走り」 (4ページ目)
「たられば」になるが、大谷が4-6-3の併殺打に終わっていたら、場面は3対4の2死三塁だった。そこからの外野フライでは同点ならず、試合は終わる。また、大谷が二盗を決めたことで相手は警戒の度合いを増し、それがスミスに対する与四球につながったという見方もできなくはない。
なお、1シーズンに50本以上のホームランを打って20盗塁以上を記録した選手は、昨シーズン(54本塁打&59盗塁)と今シーズン(55本塁打&20盗塁)の大谷だけではない。ただ、2シーズン連続はほかにおらず、2度記録した選手も皆無だ。
開幕からローテーションに入る2026年シーズン、大谷の盗塁はさらに減るかもしれない。それでも、ここ一番においては盗塁を試みるだろう。あるいは、2025年シーズンより盗塁を増やすこともあり得なくはない。どちらも先発23登板だった2021年と2023年は、それぞれ26盗塁と20盗塁を記録している。
(つづく)
著者プロフィール
宇根夏樹 (うね・なつき)
ベースボール・ライター。1968年生まれ。三重県出身。MLB専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランス。著書『MLB人類学──名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

大谷翔平 (おおたに・しょうへい)
1994年7月5日生まれ。岩手県水沢市(現・奥州市)出身。2012年に"二刀流"選手として話題を集め、北海道日本ハムからドラフト1位指名を受けて入団。2年目の14年にNPB史上初の2桁勝利&2桁本塁打を達成。翌年には最多勝利、最優秀防御率、最高勝率の投手三冠を獲得...
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