【MLB】大谷翔平に期待したい「夢の打球初速200km/h」 2026年もリアルタイムで伝説を目撃できる幸せ
大谷翔平の2025年「すごかった試合」ベスト7(後編)
◆大谷翔平の2025年「すごかった試合」ベスト7(前編)はこちら>>
レギュラーシーズンとポストシーズンの計175試合のなかから7試合を選び、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の2025年を振り返る。
日本開幕シリーズからオールスターブレイクまでの95試合のなかから3試合をピックアップした前編に続き、後編ではシーズン後半戦63試合から2試合とポストシーズンの17試合から2試合を紹介する。
驚きの初速を記録したドジャース100本目のホームラン photo by Getty Imagesこの記事に関連する写真を見る【8月27日@vsシンシナティ・レッズ】
投手復帰後初めて5イニングを投げてドジャース初白星
大谷の投手復帰は、予想されていたオールスターブレイク明けよりも早かった。6月16日の先発マウンドに上がり、1イニングを投げた。そこから徐々にイニングを増やしていき、8登板目の8月6日は4イニングに達した。2失点(自責点2)が1登板、あとは1失点(自責点1)か無失点だった。
そこからの2登板は、少し足踏みした。4.1イニング4失点(自責点4)と4イニング5失点(自責点5)だ。けれども、11登板目となった8月27日のシンシナティ・レッズ戦では5イニングを投げ、ロサンゼルス・エンゼルス時代の2023年8月9日以来となる749日ぶりの白星を手にした。
白星よりも意味があったのは、イニングのほうだろう。白星と投球内容は一致しないこともあるが、リリーフ投手と違い、先発投手は少なくとも5イニングを投げないと白星を挙げることはできない(黒星はイニングを問わずにつく)。5イニングは先発投手の「最低限の責任」ということだ。それをクリアしたことで、完全復帰に向けて大きく前進したように見えた。
しかも、この日は被安打と与四球が2個ずつに対して9三振を奪った。また、3回表にホームランを打たれて先制点を取られたものの、そこからの8人はパーフェクトに抑えた。4回裏には先頭打者としてヒットを打ち、1イニング4得点の口火を切った。
その後、大谷はレギュラーシーズンが終わるまでに3度登板した。それらのうち5イニング以上を投げたのは2度ながら、3度とも相手に得点を許さなかった。8月27日の4イニング目から数えて、レギュラーシーズンでは16.2イニング連続無失点を継続している。
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著者プロフィール
宇根夏樹 (うね・なつき)
ベースボール・ライター。1968年生まれ。三重県出身。MLB専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランス。著書『MLB人類学──名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

大谷翔平 (おおたに・しょうへい)
1994年7月5日生まれ。岩手県水沢市(現・奥州市)出身。2012年に"二刀流"選手として話題を集め、北海道日本ハムからドラフト1位指名を受けて入団。2年目の14年にNPB史上初の2桁勝利&2桁本塁打を達成。翌年には最多勝利、最優秀防御率、最高勝率の投手三冠を獲得...













