【MLB】大谷翔平に期待したい「夢の打球初速200km/h」 2026年もリアルタイムで伝説を目撃できる幸せ (3ページ目)
大谷はブルワーズに得点を許すことなく10三振を奪い、7回表に無死一、二塁となったところで降板した。その一方で、打者としては1回裏の先頭打者ホームランを皮切りに、4回裏と7回裏にもホームランを打った。
しかも、大谷のホームランは、3本とも打った瞬間にそれとわかった。スタットキャストによると、それぞれの推定飛距離は446フィート(約135.9m)と469フィート(約143.0m)と427フィート(約130.2m)。2本目の推定飛距離は今年のポストシーズン最長だ。
1試合3本塁打はポストシーズン最多タイ。達成者ひとり目とふたり目のベーブ・ルースを含め、大谷の前の延べ12人とも、もちろん投手として登板はしていない。
大谷はリーグチャンピオンシップシリーズMVPに選ばれた。もちろんこの受賞に異論はないが、その前の3試合は計11打数2安打・1打点だった。MVPの候補にすら挙がっていなかったと思われる。個人的な想像だが、第4戦が始まる前の時点でMVPに最も近かったのはチームメイトの山本由伸だろう。山本は第2戦に完投。先頭打者にホームランを打たれた以外は、二塁すら踏ませなかった。
なお、2025年シーズンのブルワーズは両リーグ最多の97勝を挙げて、チーム防御率3.58はナ・リーグトップ。ブルワーズにとって大谷の壁は高かったことだろう。
【10月28日@vsトロント・ブルージェイズ】
ワールドシリーズ第3戦でホームラン2本と二塁打2本の固め打ち
トロント・ブルージェイズとの2025年ワールドシリーズ第3戦は、ポストシーズン最長タイの18回までもつれた。大谷は1打席目から4打席目まで、すべて長打を記録している。二塁打→ホームラン→二塁打→ホームランだ。
この時点で、4長打はポストシーズンの1試合最多タイ。21年前の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)ら6人と並んだ。松井は2004年のリーグチャンピオンシップシリーズ第3戦でホームラン2本と二塁打2本(プラス1単打)を打った。ワールドシリーズで1試合4長打は、1906年の第5戦に二塁打4本を記録したフランク・イズベル(シカゴ・ホワイトソックス)に続くふたり目だ。
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