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【MLB】大谷翔平の2025年すごかった7試合 いぶし銀の輝きを放ったホワイトソックス戦「3度の走り」 (2ページ目)

  • 宇根夏樹●取材・文 text by Une Natsuki

 チーム開幕2試合目でのシーズン初本塁打は、ロサンゼルス・エンゼルス時代の2021年と並ぶ最速だ。もっとも、それよりも特筆すべきは、母国開催のシリーズで誰よりもホームランを期待されるなか、見事に応えたことだろう。これもまた、スーパースターのなかのスーパースターである証(あかし)と言ってもいい気がする。

 また、日本開幕シリーズの2試合で大谷が記録した3安打は、ジョン・バーティ(当時カブス/現FA)と並んで最も多かった。バーティのシングルヒット3本に対し、大谷はシングルヒットと二塁打とホームランが1本ずつ。このシリーズで複数の長打を打った選手は、ほかにはいなかった。

 ちなみに、日本人選手がメジャーリーガーとして東京ドームの公式戦で記録したホームランは、2004年3月31日の松井秀喜(当時ニューヨーク・ヤンキース)に続く2本目。松井も開幕2試合目の5回表に打ち、3打席目という点も共通する。

【4月2日@vsアトランタ・ブレーブス】
ボブルヘッドデーに元チームメイトからサヨナラ本塁打

 ドジャー・スタジアムで大谷関連のグッズを配布した2025年シーズンのプロモーションデーは5度を数えた。4月2日がMVPボブルヘッド、5月15日が盗塁ポーズ50-50ボブルヘッド、8月6日が大谷のワールドシリーズ優勝リング・レプリカ、8月27日が本塁打ポーズ50-50ボブルヘッド、9月10日が投手バージョンボブルヘッドだ。

 その第1弾となった4月2日の試合は、2回表を終えた時点でアトランタ・ブレーブスに0対5とリードされていた。ドジャースはそこから追い上げたものの、あと2イニングを残して3対5。開幕からの連勝は7で止まってもおかしくなかった。

 だが、ドジャースは8回裏にマックス・マンシーの二塁打で5対5の同点に追いつく。そして、大谷のひと振りが試合を決めた。9回裏の1死走者なしから、ロサンゼルス・エンゼルス時代のチームメイトであるライセル・イグレシアスの初球を捉え、センターフェンスの向こうまで飛ばした。

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