【MLB】イチローの米野球殿堂入りセレモニー体験記 熱狂のホール・オブ・フェーム・ウィークエンド (3ページ目)
弓子夫人(右)とともにパレードに参加したイチロー photo by Getty Imagesこの記事に関連する写真を見る 先頭の車に乗るのは、野球殿堂博物館チェアマンのジェーン・フォーブスクラークさんとジョシュ・ラウィッチ館長。次の車には、全米野球記者協会のキャリア・エクセレンス賞を受賞したワシントンポストのトーマス・ボズウェル記者と放送関係者に贈られるフォード・C・フリック賞を受賞したクリーブランド・ガーディアンズのトム・ハミルトンさんだ。
ここからレジェンドたちが殿堂入りの年次順で登場する。目の前を通る往年のスーパースターに沿道から拍手と歓声が沸き起こった。それに、レジェンドたちは手を振って、気さくに応じる。
パレードの最後は、今年殿堂入りした3人だ。弓子夫人とともに車に乗るイチローさんが姿を現わすと、ひと際大きな拍手歓声とイチローコール。まぎれもなく、イチローは、大リーグのレジェンドたちに仲間入りをした。大歓声を浴びながら、目の前を通るイチローさんを見て、強く感じた。
(文中敬称略)
著者プロフィール
山﨑惠司 (やまざき・えいじ)
1955年生まれ、大阪府出身。1979年共同通信社に運動記者として入社。1993年から約3年間、ニューヨーク支局勤務。プロ野球を中心に、米プロスポーツなど多種多様なスポーツイベントの取材経験を持つ。2025年6月退社、70歳。
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