2015.06.19

MLBドラフト全体1位の豪腕24歳が大ブレイク!

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu  photo by AFLO

オールスターで見たいニューカマー@ナ・リーグ編

 2015年のMLBオールスターゲームは7月14日、シンシナティ・レッズの本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークで行なわれます。1933年に第1回が始まり、今年は86回目の開催。毎年1都市のみの開催なので、単純計算でも30年に一度しか地元に球宴はやってきません。そのため、オールスターウィークは異様なまでの盛り上がりを見せます。

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メジャーを代表する投手となったピッツバーグ・パイレーツのゲリット・コール ナショナル・リーグの今年最大の注目は、ルーキーのクリス・ブライアントでしょう。2013年のドラフト1巡目全体2位でシカゴ・カブスから指名されたブライアントは、昨年のマイナーリーグで最多の43本塁打を放ち、アメリカ随一の野球専門誌『ベースボール・アメリカ』がトッププロスペクト(若手有望株)のナンバー1にピックアップした23歳の三塁手です。今年のオープン戦では14試合で打率.425・9本塁打(メジャー1位)・15打点という成績を残し、開幕時のメジャーデビューは間違いなしと言われていました。

 しかし、まさかのマイナーからのスタートとなり、4月17日になってようやくメジャーデビュー。5月9日のデビュー20試合目で、待望の初ホームランを放ちました。その後は順調にホームランを量産し、5月の月間最優秀新人賞に選出。現在、打率.295・8本塁打・39打点をマークしており、61安打はルーキーの中ではメジャートップの数字です。ファン投票では三塁手部門で2位につけており、ルーキーイヤーでのオールスターゲーム選出も夢ではありません。全米が注目する逸材なので、監督推薦で出場する可能性は十分にあります。