MLBドラフト全体1位の豪腕24歳が大ブレイク! (2ページ目)
ラスベガス出身のブライアントは、同じ町で育ったワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパーと少年時代に一緒にプレーしていました。2012年のナ・リーグ新人王に輝いたハーパーは、今シーズンも打率.344(リーグ3位)・22本塁打(同2位タイ)・53打点(同3位)と、素晴らしい成績を残しています。ルーキーイヤーから4年間で3度目のオールスター出場は間違いないでしょう。ブライアントも選ばれることになれば、1992年生まれ同士の次世代スターの共演がオールスターで実現します。
次に紹介したいニューカマーは、ロサンゼルス・ドジャースに所属するジョク・ピーダーソンという23歳の外野手です。2010年のドラフト11巡目(全体352位)でドジャースに指名されたピーダーソンは、数年のマイナー経験を経て、昨年9月にようやくメジャーデビューを果たしました。そして、今シーズンの春季キャンプで好成績を残すと、開幕からセンターのポジションに大抜擢されたのです。
とはいえ、開幕当初の打順は7番や8番といった下位でした。ところが、ベテランのジミー・ロリンズを下位の打順に追いやって1番に起用されるようになると、持ち前のパワーが一気に開花したのです。5月31日から6月3日にかけて、チームタイ記録となる5試合連続ホームランを樹立。現在、ホームラン17本はナ・リーグ5位の数字です。
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