【高校野球】「どうしたらええんや...」 甲子園初采配で追い詰められた大阪桐蔭・西谷浩一を救った"スーパー1年生" (5ページ目)
話を聞いたのは、この夏の大阪大会前だった。その後、大阪桐蔭は4回戦で敗退。「波乱」と大きく報じられた一戦のあと、西谷はやはり「選手たちを導いてやれなかった」と、自らの力不足を繰り返し口にしていた。
どれだけ勝っても、どれだけ結果を積み上げても、その思いは変わらない。いや、変わらないからこそ、勝ち続けてこられたのかもしれない。
大阪桐蔭を常勝軍団へと育てた名将の原点は、2005年夏、甲子園で何もできなかったと悔やんだ、あの日の姿にある。
著者プロフィール
谷上史朗 (たにがみ・しろう)
1969年生まれ、大阪府出身。高校時代を長崎で過ごした元球児。イベント会社勤務を経て30歳でライターに。『野球太郎』『ホームラン』(以上、廣済堂出版)などに寄稿。著書に『マー君と7つの白球物語』(ぱる出版)、『一徹 智辯和歌山 高嶋仁甲子園最多勝監督の葛藤と決断』(インプレス)。共著に『異能の球人』(日刊スポーツ出版社)ほか多数。
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