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【夏の甲子園2025】注目すべき投手10選 最速158キロ右腕から魔球の使い手、難攻不落の左腕まで (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

今夏の沖縄大会で防御率0.31を記録した沖縄尚学の2年生エース・末吉良丞 photo by Ohtomo Yoshiyuki今夏の沖縄大会で防御率0.31を記録した沖縄尚学の2年生エース・末吉良丞 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る末吉良丞(沖縄尚学2年/175センチ・89キロ/左投左打)

難攻不落の2年生左腕。今夏の沖縄大会では防御率0.31を記録した。上背はないものの、厚みのある肉体が特徴。最速150キロのスピード面が取り沙汰されるが、この投手のキモは投球のうまさにある。「馬力のある宮城大弥(オリックス)」ととらえると、この投手の本質が見えてくる。今春のセンバツでは1回戦の青森山田戦で完投勝利、2回戦の横浜戦ではロングリリーフし、7イニングを粘投。それでも5失点して、7対8と惜敗した。今夏は強打線を封じ、来年のドラフト上位候補へ名乗りをあげたい。

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