検索

【夏の甲子園2025】注目すべき投手10選 最速158キロ右腕から魔球の使い手、難攻不落の左腕まで (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

2年生ながら完成度の高い投球が魅力の横浜・織田翔希 photo by Koike Yoshihiro2年生ながら完成度の高い投球が魅力の横浜・織田翔希 photo by Koike Yoshihiroこの記事に関連する写真を見る織田翔希(横浜2年/185センチ・76キロ/右投右打)

2026年ドラフト戦線のトップランナー。1球見ただけで「モノが違う」とわかる逸材で、今夏は5回戦の藤嶺藤沢戦で12三振を奪い、1安打完封勝利を挙げた。現時点で最速152キロを計測するが、あくまでも通過点でしかない。縦に変化するカーブ、チェンジアップは今春のセンバツ時よりも質が向上した。長身痩躯の肉体はまだ発育段階にあり、本格的な筋力トレーニングはこれから。将来は偉大な大先輩の松坂大輔(元・レッドソックスほか)を超える投手への期待がふくらむ。エース左腕の奥村頼人は対角をえぐるキレのあるボールと、勝負度胸が武器。神奈川大会では投球面で好不調の波があっただけに、甲子園では巻き返しが期待される。

3 / 10

キーワード

このページのトップに戻る