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【夏の甲子園2025】注目すべき投手10選 最速158キロ右腕から魔球の使い手、難攻不落の左腕まで (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

和歌山大会決勝の星林戦で完封勝利を挙げた智辯和歌山・宮口龍斗 photo by Sankei Visual和歌山大会決勝の星林戦で完封勝利を挙げた智辯和歌山・宮口龍斗 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る宮口龍斗(智辯和歌山3年/185センチ・87キロ/右投右打)

まだ底を見せていない大型右腕。スリークォーターの角度から投げ込む剛速球は最速152キロを計測し、シュートしながら捕手のミットにめり込む。3年春のセンバツまで救援中心に起用されてきたが、今夏の和歌山大会では先発適性もアピール。星林との決勝では、4安打完封勝利をマークした。外角へと鋭く滑るスライダーも大きな武器。今夏は計18回を投げ、防御率0.50と安定感が光った。大学進学が濃厚ながら、近い将来にプロを目指せる器だろう。総合力が高い右腕・渡邉颯人との二枚看板は強力で、今春のセンバツでは準優勝。今夏は4年ぶりの頂点を狙う。

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