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【大学野球】YouTubeで話題沸騰! 東大エース・渡辺向輝が解き明かす「新アンダースロー理論」 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

── 大学受験と似ているかもしれませんね。渡辺投手は高校3年夏時点では模試でE判定だったところから、東大に現役合格したそうですね。

渡辺 あの経験とほとんど同じという感覚はあります。ゴールが決まっているので、逆算するというより回り道しないことを重視していました。試してみて「これは違う」と思えば、すぐにやめる。

── 東大の野球部員は、その意味で成功体験を持っている強みがありますよね。

渡辺 ふたつのタイプに分かれます。塾に通って正解を教えられてきた人と、自分で考えてきた人。野球でうまくいっているのは、だいたい後者だと感じます。

後編へつづく>>

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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