【2024年夏の甲子園注目野手10人】高校ナンバーワン捕手、通算64本塁打の強打者などタレントが集結 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

プロ注目の花咲徳栄の大型遊撃手・石塚裕惺 photo by Ohtomo Yoshiyukiプロ注目の花咲徳栄の大型遊撃手・石塚裕惺 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る石塚裕惺(花咲徳栄3年/181センチ・82キロ/右投右打)

高校球界の主役になれる男。今春のU-18代表候補強化合宿では、木製バットによる打撃練習でサク越えを連発。高校通算26本塁打と本数は控えめも、技術で飛ばせる打撃は惚れ惚れする。今夏は厳しいマークに遭うなか、勝負どころで結果を残して大激戦の埼玉大会を制する原動力になった。大舞台でも動じずに自分のプレーができるメンタリティの持ち主だけに、初の甲子園でも期待は十分。岩井隆監督が「プロでも遊撃を守れると思う」と語る守備でもアピールできれば、ドラフト1位指名が見えてくる。

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