【2024年夏の甲子園注目投手10人】最速152キロ右腕、198センチの超大型左腕など多士済々 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨年、今年と2年連続センバツ準優勝の報徳学園・今朝丸裕喜 photo by Ohtomo Yoshiyuki昨年、今年と2年連続センバツ準優勝の報徳学園・今朝丸裕喜 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る今朝丸裕喜(報徳学園3年/188センチ・80センチ/右投右打)

今大会の目玉。2年連続センバツ準優勝を経験し、今夏は日本一の座に挑む。ボールに縦の角度があり、最速151キロの快速球は数字以上の迫力を感じさせる。ストライク先行でリズムよく打たせてとる技術もあり、今春センバツでは大阪桐蔭を5安打1失点に封じて完投勝利を挙げている。つかみどころのない独特なキャラクターも、いかにも投手らしい。今年のドラフト戦線は高校生に「確固たる1位候補」と言える存在がいないだけに、大舞台でのパフォーマンスで押しも押されもせぬ評価を勝ちとりたい。ダブルエースを組んできた間木歩も完成度が高く、「勝てる投手」だ。

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