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【2024年夏の甲子園注目投手10人】最速152キロ右腕、198センチの超大型左腕など多士済々 (8ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

大阪大会決勝の東海大仰星戦で15奪三振1失点の快投を演じた大阪桐蔭・森陽樹大阪大会決勝の東海大仰星戦で15奪三振1失点の快投を演じた大阪桐蔭・森陽樹この記事に関連する写真を見る森陽樹(大阪桐蔭2年/189センチ・83キロ/右投左打)

2年生ながら「別格」のムードを醸し出す大器。類まれな肉体、質実の伴った剛速球、縦に鋭く曲がり落ちる変化球。1球見れば誰もがモノの違いを察知できるはずだ。今夏の大阪大会決勝・東海大仰星戦では15奪三振1失点の快投で完投。ひと皮むけた姿を見せた。今春センバツでの甲子園デビューは世代トップランナーとしては物足りない内容だっただけに、今夏は聖地でインパクトを残したい。また、大阪大会では目立たなかったものの今春センバツで脱皮したパワーピッチャーの平嶋桂知、強烈な負けん気と総合力が光る2年生右腕の中野大虎ら今年の大阪桐蔭投手陣は歴代屈指の陣容だ。

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