鳥谷敬以来の大物内野手、51イニング74奪三振の快速左腕、和製ウィーラー...2024年のドラフト戦線を賑わす10人 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

1年春のリーグ戦で4本塁打の衝撃デビューを飾った青山学院大・佐々木泰 photo by Ohtomo Yoshiyuki1年春のリーグ戦で4本塁打の衝撃デビューを飾った青山学院大・佐々木泰 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る佐々木泰(青山学院大/三塁手/178センチ・83キロ/右投右打)

 チームメイトの西川とともに、大学屈指の右の大砲として要チェックすべき逸材。県岐阜商高では高校通算41本塁打を放ち、鳴り物入りで進学すると1年春から打率.371、4本塁打と衝撃デビューを飾った。その後は課題の確実性が改善されず、やや停滞している印象もある。とはいえ、ツボにはまった際の一発には野球場のムードを一変させる力がある。瞬発力、しなやかさ、パワーを兼ね備えたスイングは間違いなく非凡なだけに、あとは公式戦で結果を残せるかどうか。右打ちの強打の内野手はプロ側の需要が高まる傾向があり、ドラフトに向けて評価が急騰する可能性は十分にある。

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