鳥谷敬以来の大物内野手、51イニング74奪三振の快速左腕、和製ウィーラー...2024年のドラフト戦線を賑わす10人

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

 2023年のドラフト会議では9人の大学生がドラフト1位指名を受けるなど、「大学生豊作イヤー」だった。そして、2024年のドラフト戦線もまた大学生に逸材がひしめいている。現段階でドラフト1位が有力視される10選手をピックアップしてみたところ、実に9選手が大学生になった。それでは、今年のアマチュア野球を熱くするであろう10選手を紹介していこう。

明治大のドラフト1位候補・宗山塁 photo by Ohtomo Yoshiyuki明治大のドラフト1位候補・宗山塁 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る

宗山塁(明治大/遊撃手/175センチ・78キロ/右投左打)

 遊撃手としては鳥谷敬(元阪神ほか)以来の大物。おそらく2024年のドラフト戦線は宗山を中心に回っていくはずだ。最大の武器は破綻のない遊撃守備。力感なく、流れるような身のこなしで打球をさばき、三遊間深い位置からのスローイングも強い。今すぐプロの一軍に入れても通用するだけの守備力を持っている。打撃面はクセがなく、シュアなスタイル。大学3年間で通算94安打、打率.348、8本塁打、44打点と立派な成績を残している。俊足タイプではないものの、50メートル走のタイム(光電管計測)は大学2年時の6秒48から1年間で6秒31と縮めている。天性のスター性を備えた成長途上の遊撃手は、最終的に何球団から1位指名を受けるだろうか。

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プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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