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【WBC 2026】オーストラリアのニルソン監督が振り返る井端弘和 「私がヒットを打つと、よく代走に出てくれた」

  • 水道博●文 text by Hiroshi Suido

デーブ・ニルソン監督インタビュー

 2023年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国を破り、日本と共に準々決勝トーナメントに進出するなど、着実に力をつけてきたオーストラリア代表。チームを率いるデーブ・ニルソン監督は、かつて中日でプレーした経験があり、侍ジャパンの指揮を執る井端弘和監督とも旧知の仲である。ニルソン監督にWBCの意気込みと、井端監督との思い出について語ってもらった。

2000年に1年間だけ中日でプレーしたデーブ・ニルソン監督。当時の登録名は「ディンゴ」だった photo by Hiroshi Suido2000年に1年間だけ中日でプレーしたデーブ・ニルソン監督。当時の登録名は「ディンゴ」だった photo by Hiroshi Suidoこの記事に関連する写真を見る

【韓国、台湾戦が山場になる】

── 日本での国際大会において、東京・府中市で事前キャンプを行なうことについて、どのように感じていますか。

ニルソン(以下同) 府中市で事前キャンプを行なうのは、今回で6度目になります。府中市民球場も改修され、立派な施設になりました。府中市はとても素敵な場所ですし、高野律雄市長をはじめ、街で出会う市民の皆さんが温かく声をかけてくださる。今では、もうホームグラウンドのような雰囲気を感じています。

── ニルソン監督は中日時代のチームメイトで、現在、侍ジャパンの監督を務めている井端弘和さんに対してどのような印象を持っていますか。

 当時の井端監督はまだ若く、私がヒットを打つと、よく代走に出てくれました。それに代打や守備固めなど、どんな場面でも試合に出られるよう、常に「準備」をしていた姿が印象に残っています。私は彼をとても尊敬していますし、ナショナルチームの監督同士として戦えることを誇りに思います。

── 2023年のWBCでは、日本に1対7で敗れたものの、韓国を8対7で破って準々決勝トーナメントに進出。準々決勝でキューバに敗れましたが、3対4と善戦しました。

 日本戦では初回、大谷翔平選手(当時・エンゼルス/現・ドジャース)に3ランを打たれました。もちろん、今回のWBCも厳しい戦いになると思います。プールCには日本のほか、韓国、台湾、チェコがいます。我々としては、韓国、台湾戦が山場になります。なかでも初戦の台湾は、2024年のプレミア12で優勝を飾っています。とても難しい相手ですし、簡単に勝てる相手ではありません。今はその一戦に向けて、準備を進めているところです。

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