「2023年ドラフト戦線」主役の10人。超高校級スラッガー、155キロ左腕、爆肩捕手など大豊作 (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

変則サイドから繰り出されるクセ球が武器の名城大・松本凌人変則サイドから繰り出されるクセ球が武器の名城大・松本凌人この記事に関連する写真を見る松本凌人(名城大/投手/183センチ・89キロ/右投右打)

 来年は東海地区の大学生に好素材が多い。実戦性と馬力を兼ね備えた磯貝和賢(中京大)、身長195センチのロマン型右腕の赤塚健利(中京学院大)。そして筆頭格はこの松本だ。両腕だけ先にひねる始動からして独特な変則サイド投法だが、全国の舞台でも圧巻のパフォーマンスを見せてきた。横手から繰り出される140キロ台後半のクセ球に、横にも縦にも勝負できる球種がある投球は初見では攻略困難。先発もリリーフもどちらも高い適性を示している。

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