山本昌がドラフト候補11人の好投手を最終チェック。広島、オリックス、日本ハムが公言した1位指名の実力は? (9ページ目)
常時150キロ近いストレートを投げる東芝の吉村貢司郎この記事に関連する写真を見る吉村貢司郎(東芝/183センチ・84キロ/右投右打)
CS直前のヤクルトとの練習試合で村上宗隆選手から三振を奪うなど、3回7奪三振と快投を見せた投手だそうですね。昨年のドラフト会議では指名漏れでしたが、今年はドラフト指名待ったなしという印象です。ラインはしっかりとしているし、スプリットやカットボールといった小さく変化するボールの扱いに長けています。カーブは少し抜け気味なのが、逆にいいアクセントになっています。空振りを奪えるスプリットがあるので、プロでは抑え適性が高いのかなと感じます。これだけ三振を奪える投手はプロでも少ないので、重宝されるはずです。
9 / 11