山本昌が大絶賛した変則左腕から防御率0点台の148キロ右腕まで...夏の甲子園でブレイクを予感させる注目の投手10人 (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports,Kyodo News

最速147キロを誇る本格派左腕、愛工大名電の有馬伽久最速147キロを誇る本格派左腕、愛工大名電の有馬伽久この記事に関連する写真を見る有馬伽久(愛工大名電/175センチ・75キロ/左投左打)

伸び盛りのサウスポー。昨秋まで140キロ前後だった球速がひと冬越えて最速147キロまで増速。リリース時に力をボールに伝えるのがうまく、スライダー、チェンジアップなど横の揺さぶりも緩急も自在に操る。今夏の愛知大会決勝では3失策と守備の乱れがありながら、要所を締めて強豪・東邦相手に完投勝利を収めている。自信に満ちたマウンドでの態度もエースらしく、平成以降の夏の甲子園で1勝9敗のチームにとって頼もしい存在だ。初戦は大会2日目に星稜との好カードを戦う。

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