山本昌が大絶賛した変則左腕から防御率0点台の148キロ右腕まで...夏の甲子園でブレイクを予感させる注目の投手10人 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports,Kyodo News

昨年夏の甲子園を経験している明徳義塾の変則左腕・吉村優聖歩昨年夏の甲子園を経験している明徳義塾の変則左腕・吉村優聖歩この記事に関連する写真を見る吉村優聖歩(明徳義塾/181センチ・72キロ/左投左打)

対策困難なトルネードサイド。腰をひねってから横手の角度から腕が出てくる変則左腕で、野球評論家の山本昌氏(元中日)が「おそらく全国で一番打ちづらい投手」と絶賛したほど。指にかかったストレート、スライダーのコンビネーションが決まると、手がつけられない。エジプト人の父と日本人の母を持つ。今夏の高知大会決勝は高知高に7失点と苦しんだものの、初見で打ち崩すのは至難の業だろう。初戦は大会6日目に全国屈指の強力打線を擁する九州国際大付と対戦する。

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