大会No.1投手は誰か。山本昌の「レジェンド・レポート」2022センバツ編 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

強打の九州国際大付打線から11三振を奪ったクラーク国際の辻田旭輝強打の九州国際大付打線から11三振を奪ったクラーク国際の辻田旭輝この記事に関連する写真を見る辻田旭輝(クラーク記念国際/182センチ・80キロ/右投右打/1回戦)

背番号3をつけていたので驚きましたが、強打の九州国際大付打線から11三振を奪った投手なのですね。大きな体と真上から投げ下ろす投球フォームが印象的で、球の走りもいい。キレとパワーを併せ持つ大型投手なのに、コントロールも悪くありません。将来、投手として大きく化ける可能性を秘めています。アウトステップ気味の踏み出しですが、それは菅野智之くん(巨人)も同じで、結局は腰が回りきれば問題ありません。辻田くんの場合は、まだ全体的にフォームがまとまりきれていないので、今後はバラつきを小さくできるよう取り組んでもらいたいです。

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