山本昌が夏の甲子園12人の好投手を診断。「全国で一番打ちづらい」と絶賛したのは? (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

4試合にリリーフし、チームのベスト4進出に貢献した近江の岩佐直哉4試合にリリーフし、チームのベスト4進出に貢献した近江の岩佐直哉この記事に関連する写真を見る岩佐直哉(近江/180センチ・83キロ/右投右打)

 五十嵐亮太くん(元ヤクルトほか)を彷彿とさせる速球派右腕ですね。今夏の甲子園で149キロを計測したストレートはキレがよく、チェンジアップの抜け方もいい。たくましさに加えて器用さも感じます。これだけ馬力のある投手は貴重で、将来性は十分あります。少し気になるのは、軸足(右足)を早い段階で深く折るため、左肩の開きが早くなり、力むとシュート回転が強くなること。また、全身が低い位置で体重移動するので、右腕を押し出すようにしてリリースしています。軸足を折るのをもう少し我慢して、高い位置をキープできると右腕でボールを切るようなリリースを覚えられるはず。そうなれば、ストレートのキレはさらに増すでしょう。

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