2021.09.01

山本昌が夏の甲子園12人の好投手を診断。「全国で一番打ちづらい」と絶賛したのは?

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 大反響を呼ぶ"レジェンド診断"が今夏も帰ってきた。NPBで32年間の現役生活を送り、通算219勝を挙げたレジェンド・山本昌氏(元中日)が甲子園大会で輝きを放った12投手を徹底分析。今年は山本昌氏から「衝撃を受けた」「全国で一番打ちづらい」と激賞された予想外の選手も出現した!

最速157キロを誇るドラフト1位候補、ノースアジア大明桜の風間球打最速157キロを誇るドラフト1位候補、ノースアジア大明桜の風間球打 この記事に関連する写真を見る 風間球打(ノースアジア大明桜/183センチ・81キロ/右投左打)

 今大会ナンバーワンの評判通りのすばらしい逸材でした。まず体がいい。さらに体を縦に使って投げられる点も個人的に好みです。風間くんの最大の長所は、右腕のバックスイング時に一瞬、間(ま)をとれること。この間があるから右腕が高い位置までしっかりと上がってくる。だから真上から真っすぐに腕を叩けるのでしょう。逆にこの間が足りない時、コントロールがばらつく印象です。今後は下半身の体重移動をよりスムーズにすること、変化球でもストレートと同様にしっかりと腕を振ることを意識すると、さらによくなるはずです。