2021.04.06

山本昌がセンバツの好投手12人を診断「石田隼都は松井裕樹になる」

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 50歳まで現役生活を続け、通算219勝を挙げたレジェンド・山本昌氏(元中日)。同氏が有望な高校生投手をアナライズする人気企画が今春も帰ってきた。春の選抜高校野球大会(センバツ)を沸かせた12名の投手をレジェンドが徹底分析する。

昨年夏に152キロをマークした市和歌山の小園健太昨年夏に152キロをマークした市和歌山の小園健太 小園健太(市和歌山/184センチ・90キロ/右投右打)

 多くのプロスカウトが彼を絶賛しているように、私もすばらしい投手だと感じました。とくに変化球の使い方や試合のつくり方は高校生離れしています。ボールの伸び、コントロール、変化球の精度も高く、すべてにおいてまとまっています。キャッチャーの松川虎生くんとの相性もピッタリで、これだけハイレベルなバッテリーはなかなかお目にかかれません。あえて注文をつけるとすれば、体重移動に改善の余地があることでしょうか。今は左肩が止まってその場で投げている印象ですが、左肩がもう少し捕手方向に出てくれば、球筋やコントロールがより安定するはずです。