山本昌がセンバツの好投手12人を診断「石田隼都は松井裕樹になる」 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

最速150キロの速球が魅力の大阪桐蔭・松浦慶斗最速150キロの速球が魅力の大阪桐蔭・松浦慶斗松浦慶斗(大阪桐蔭/185センチ・92キロ/左投左打)

 今大会は智辯学園(奈良)戦の初回に4失点するなど本調子ではなかったようですが、体格的に恵まれているし、ストレートの質はいいし楽しみな投手であることに変わりはありません。智辯学園戦を見て気になったのは、変化球をやや置きにいっていたところです。速球に比べて腕の振りがおとなしくなっている分、打者に見切られてしまったのではないかと思いました。これからより高いレベルで活躍するには、変化球でも速球と同じように鋭く腕を振れるようになってもらいたいですね。

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