山本昌がセンバツの好投手12人を診断「石田隼都は松井裕樹になる」 (2ページ目)
193センチの大型右腕、天理のエース・達孝太達孝太(天理/193センチ・88キロ/右投右打)
MLBを目指すと公言しているそうですが、それもうなずけるスケールの大きさです。体のサイズはあるし、投げっぷりもいい。ボールに角度がつくのもすばらしいですね。これだけ体が大きくてボールが走るピッチャーは珍しいですし、スピードはこれからまだまだ上がるはずです。現時点で気になる点を挙げるとすれば、投げる瞬間に顔が下に落ちるところ。顔の位置が下がり、それに伴って体全体が開き気味になり、ボールに強めのシュート回転がかかってしまいます。とはいえ、発展途上の段階でこれだけ投げられれば十分。将来性抜群の逸材です。
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