意図的ニヤリも究極の投球術。
JR東日本・西田光汰は完成度で勝負する (3ページ目)
初戦(2回戦)のヤマハ戦に勝利したあと、西田に「リリーバーは適任か?」という質問が記者から飛んだ。すると西田はこう答えた。
「(うしろを任されている)意識は自分のなかにあまりなくて、『(出番がきたら)絶対に抑えたる』とだけ思って投げている。ただ、ピンチの方がわりと得意というか、好きというのはあります」
究極の場面であればあるほど、気持ちは奮い立つ。その状況を楽しむかのように、今日も西田はマウンドで「ニヤリ」と笑う。
3 / 3