山本昌がドラフト直前の「エース候補12人」を調査。惚れたのは誰だ? (10ページ目)
常時150キロを超すストレートが武器の本格派右腕、ヤマハの鈴木博志鈴木博志(ヤマハ/右投右打)
まずバックスイングが大きくて、雄大なフォームが印象的ですね。普通に投げて、当たり前のように150キロ台が続く投手はなかなかいません。社会人ではリリーフ中心に起用されているようですが、私はプロでは先発投手として面白いと感じています。球の力は十分なので、ひとつ軸になる変化球があればスケールの大きな先発投手になれるはず。とくに縦の変化球がほしいですね。また、時折ヒジが下がってリリースが頭から離れ、腕の振りが弱くなることもありますが、これはプロで体を強くする中で修正できること。まだ高卒3年目ですから、これからぐんぐん伸びていく投手でしょう。
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