1位指名は4人。プロのスカウトが認めた
「甲子園18人の逸材」 (6ページ目)
秀岳館の松尾大河も評価を上げた1人だ。
「小さいけど三拍子揃っている。野性味があるのもいい」(パ・リーグスカウトB氏)
このほか、内野手では花咲徳栄の岡崎大輔の守備力、中京・今井順之助のパワフルなスイングを、外野手では八戸学院光星の田城飛翔の身体能力と打撃、常葉菊川の栗原健のスピードとスイング力を評価する声もあった。
打者に目立つ選手がいなかったのは残念だったが、投手は近年になくドラフト上位指名確実の逸材が揃った。スター投手が数多く誕生したのは将来の野球界にとっても喜ばしいことだが、だからこそ、それに対抗する好打者の出現は必須。来年は早稲田実の清宮幸太郎が最終学年を迎える。投手だけでなく、清宮に続く打者が1人でも多く出てくることを期待したい。
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