西武・高橋朋己「上杉達也のおかげで僕は投手に戻れた」 (4ページ目)

  • スポルティーバ構成●文 text by Sportiva special thanks to Shimamura Seiya, Okabe Mitsuyo, Hiroshima TOYO CARP, SAITAMA SEIBU LIONS, HANSHIN TIGERS
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

岡本篤志(33歳)
「『SLAM DUNK』の桜木花道が好きでした」

野上亮磨(27歳)
「野球なら『GRAND SLAM』(※14)を読んでいました。あと、今はまっているのは『ハイキュー!!』(※15)です。漫画の登場人物で好きなのは『SLAM DUNK』の流川楓です」

高橋朋己(26歳)
「僕は漫画大好きですよ。スポーツ漫画ですか? 影響を受けたのは『タッチ』ですね。その中で、上杉達也がアメリカで投げる『タッチ CROSS ROAD~風のゆくえ』(※16)というテレビ映画があったんです。見たのは中学生の時で、その頃、僕はピッチャーをあきらめていたんです。遠投は50メートルもいかないし、球速も80キロぐらいでしたから。バッティングは良かったので、打者としてやっていこうかなと。そんな時に見たのがタッチの映画だったんです。上杉達也はもともと真っすぐだけで、変化球は投げなかったのに、ピッチャーとしてアメリカで成功するためにフォークボールを覚えるんです。そういうピッチャーに対する一途な思いに感動して、もう一度ピッチャーをやろうと決めたんです。あれを見たおかげで、今の自分があるかもしれないですね」

【阪神編】
安藤優也(36歳)
「実はサッカーをやりたかったので『キャプテン翼』(※17)は大好きでした。サッカーってなんか爽やかなイメージがあるじゃないですか。野球は泥臭い感じがして(笑)」

今成亮太(26歳)
「『SLAM DUNK』は漫画も借りて読みましたし、テレビでも見ていました」

鶴岡一成(37歳)
「漫画は好きで、面白いと思ったら揃えるほうですね。その中で全巻揃えたのが『わたるがぴゅん』。今も実家に帰ると、1巻から読んでしまいます」

新井良太(31歳)
「『名門!第三野球部』は全巻あったかわからないですけど、今も実家にはあると思います。昔はよく読んでいました。テレビで見ていたのは『SLAM DUNK』ですね」

藤波晋太郎(20歳)
「子どもの頃は『SLAM DUNK』です。夏休みに、朝早い時間にテレビでやっていたのを見ていました。それに漫画も全巻買いました。いま読んでいるのは『ダイヤのA』です」

(つづく)

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