【自転車】30歳の畑中勇介が語る「2歳年上・土井雪広」という存在 (4ページ目)
でも、今後の自分というものに対して本当に目標を持っているのならば、それを口に出してそこに向かって努力をしなきゃいけない。だって、プロなんだから。そのモチベーションに、まだ甘い部分があるかもしれませんね」
自分自身の目標については、今季のJプロツアーの個人タイトルを獲ること、と明言する。
「簡単ではないし、厳しいけれども、もちろん個人総合は狙っていきます」
9月6日のJプロツアー第16戦を終えて、畑中は第2位の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)に719ポイント差をつけ、ランキング首位の座を維持している。
(次回に続く)
著者プロフィール
片山右京 (かたやま・うきょう)
1963年5月29日生まれ、神奈川県相模原市出身。1983年にFJ1600シリーズでレースデビューを果たし、1985年には全日本F3にステップアップ。1991年に全日本F3000シリーズチャンピオンとなる。その実績が認められて1992年、ラルースチームから日本人3人目のF1レギュラードライバーとして参戦。1993年にはティレルに移籍し、1994年の開幕戦ブラジルGPで5位に入賞して初ポイントを獲得。F1では1997年まで活動し、その後、ル・マン24時間耐久レースなどに参戦。一方、登山は幼いころから勤しんでおり、F1引退後はライフワークとして活動。キリマンジャロなど世界の名だたる山を登頂している。自転車はロードレースの選手として参加し始め、現在は自身の運営する「TeamUKYO」でチーム監督を務めている。
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