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『呪術廻戦』はプロレスに通ずる。ケンドーコバヤシが選ぶバトルシーンBEST3 (4ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi

──今後の展開として期待していることはありますか?

「個人的に、もっと伏黒恵が出てきてほしい、という願いはありますね。今回のバトルのランキングにも、本当は伏黒の戦いが入ってこなきゃダメなんですよ。彼は、『SLAM DUNK』でいえば流川楓、『NARUTO -ナルト-』でいえばサスケ的なポジションだと思いますけど、そこの地位をしっかり築いてほしい。

 お父さん(甚爾=とうじ)や義理のお姉ちゃん(津美紀)のことなど、背負っているものが大きいキャラでもありますしね。そういった過去のことやポテンシャルも含めて、今後は主役のように存在感を放っていくんちゃうかなって、勝手に思ってます。ファンの方からは『どこ目線やねん!』って言われるかもしれませんが(笑)」

── 伏黒、そしてケンコバさん的には東堂もさらに出てきてくれるといいですね。

「そうですね。作品をひとつのプロレス団体として見るなら、彼らにはもっと人気が出てもらわないと(笑)。五条先生と、狗巻棘(いぬまき・とげ)の人気が突出している印象がありますから。

 とにかく、どのバトルを見ても、戦うキャラそれぞれのストーリーが色濃く描かれていますし、哀愁のある結末が多いので、プロレス好きの方なら読めば絶対ハマると思います。ぜひ読んで、見ていただきたいですね」

(証言者2 DeNA今永昇太>>)

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