箱根駅伝のサプライズ候補。大砲、古豪、東大生ランナーも臨戦態勢 (6ページ目)
2017年の箱根で2区を走った4年のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ photo by Nishimura Naoki/AFLO SPORT
日本大学
大砲・ワンブィの貯金を生かしてシード権獲得を
関東インカレ成績枠(直近5年間における関東インカレの総合ポイントが多い大学)で2年ぶりの出場。全日本は1区横山徹(2年)で6位につけると、一時は16位まで転落しながら、終盤追い上げて10位に入った。
注目はケニア人留学生のパトリック・マゼンゲ・ワンブィ(4年)で、全日本7区で青学大・森田歩希(4年)を1分15秒も上回った爆発力を誇る。2区が有力なワンブィで一気に順位を上げることができるだろう。
往路は全日本1区を好走した横山、前回関東学生連合10区を区間6位相当で走っている阿部涼(3年)、全国高校駅伝1区3位の実績を持つ北野太翔(1年)が候補。1万mでチーム日本人最速タイムを持つ主将・加藤拓海(4年)は復路での出走が予想されている。"大砲"の貯金を守って、シード圏内に踏みとどまりたい。
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