トラックシーズン終了。東海大監督が
「心強い」と成長を認めた選手は? (4ページ目)
昨年、湯澤は10区の控えとして登録され、両角監督がギリギリまで悩み、最終的に出走がかなわなかった。その悔しさを噛みしめて、この春は精力的に練習し、関東インカレのハーフで2位になるなど、結果を出してきた。湯澤が抜群の安定感を見せているので、おそらく箱根10区のめどはついたのではないか。
「まあ駅伝3つ獲るのはかなり難しいですが、ひとつひとつのレースを大事に戦っていきたいですね。その前にこの春のシーズンから夏合宿への切り替えをし、しっかり準備して本番を迎えるようにしたいと思っています」
夏には故障者が戻ってくるだろう。また、大きな進化を遂げる選手もいる。両角監督のいう選手個々の意識改革は、はたして夏合宿でどこまで進行するのか。
東海大の夏合宿は8月2日に始まり、9月17日まで断続的に行なわれる。
(つづく)
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