川内優輝、公務員やめるってよ。32歳のプロ転向で何が得られるか (4ページ目)
これまで数々のレースでドラマを見せてきた川内。フルタイムで勤務するからこそ到達した、「独自のトレーニング」や「マネジメント術」で彼はここまで強くなった。出場するレースでは常に「全力」を出し切り、勝負をかけるレースでは自費でコースを下見して攻略法を考えるなど、公務員ランナー時代から"プロフェッショナルな走り"を見せてきた。そんな選手が本物のプロランナーになることで、どんな進化を遂げるのか。
「公務員」という肩書きがなくなることで、失うものもある。時間があることは、必ずしもプラスに作用するとは限らない。しかし、プロランナーになることで川内の可能性が広がることは確かだろう。2019年春に向けて、我々も川内優輝の新たなるキャッチコピーを考えないといけない。
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