2017.12.27

箱根駅伝・全チームの戦力分析
【シード校編】3強以外にも勝機あり!

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

 ここ数年、青学大の独壇場となっていた学生駅伝だが、東海大が出雲駅伝を制し、神奈川大が全日本大学駅伝を制したことで”戦国時代”に突入した。2018年の箱根駅伝を「三つ巴の戦いになる」と予想する声も多いが、前回10位までに入りシード権を獲得した各大学も戦力を整えてきている。果たしてどの大学が優勝争いを演じることになるのか、注目選手と戦力をチェックしていこう。

※紹介は前回大会の総合結果順

出雲で2区の区間記録を更新するなど、好調な4年の田村和希 photo by Tsukida Jun/AFLO SPORT青山学院大学

田村と下田を軸に、史上6校目の4連覇にチャレンジ!

 昨季は「箱根3連覇」&「学生駅伝3冠」を達成するも、今季は出雲2位、全日本3位と苦戦。箱根の4連覇に黄色信号が灯っている。

 “花の2区”に不安があるものの、出雲で5人抜き、全日本で4人抜きを演じた3区候補の田村和希(4年)で急上昇が可能。前回5区の貞永隆佑(4年)が登録から外れたため、8区で2年連続区間賞の下田裕太(4年)を山上りに起用する方針を固めつつある。

 前回1区(区間4位)の梶谷瑠哉(3年)、同4区(区間2位)の森田歩希(3年)、ユニバーシアード代表の鈴木塁人(2年)も往路候補だ。6区には2年連続で区間2位と快走した小野田勇次(3年)が控えているだけに、復路を”山下りの神”で抜け出して、そのまま逃げ切りたい。