箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】3強以外にも勝機あり! (2ページ目)
出雲、全日本でともに区間2位の走りを見せた3年の山本修二 photo by Association Japan de la Presse Sportive/AFLO SPORT東洋大学
全日本の前半で見せた"爆発力"を再現してトップ3入りを!
今季は出雲と全日本で5位。出雲は3区の山本修二(3年)でトップ争いに加わり、全日本は1区の相澤晃(2年)で抜け出すと、6区途中までトップを快走して存在感をアピールした。
箱根では1区に相澤、2区に山本が起用されることが濃厚。日本インカレ1万m日本人トップの西山和弥(1年)、全日本2区で区間2位の渡邉奏太(2年)も往路につぎ込み、攻めのレースを見せるだろう。
前回9区で区間賞を獲得した野村峻哉ら、箱根を経験した4年生3人がエントリーから外れたため、復路には不安が残る。その一方で、全日本8区を区間4位と好走した吉川(1年)など、登録者16人中に2年生以下が12人も入った。フレッシュなメンバーで伊勢路の"爆発力"を再現し、10年連続となる「3位以内」を目指す。
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