箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】3強以外にも勝機あり! (3ページ目)
前回の5区を区間4位で走った4年の安井雄一 photo by AFLO SPORT早稲田大学
箱根は得意な"山"で勝負する!
出雲9位、全日本7位と厳しい戦いが続いているが、適材適所のメンバーが揃う箱根では虎視眈々と「総合優勝」を狙っている。
チームにとって最大の攻撃ポイントとなるのが"山"だ。3年連続の5区が濃厚な安井雄一(4年)は区間賞候補のひとりで、区間記録(1時間12分46秒)を上回る「1時間12分切り」を目標としている。
前回6区の石田康幸(4年)も、関東インカレのハーフで5位に入るなど力をつけた。今季は度重なるケガに苦しんできた永山博基(3年)も調子を上げており、再び2区で起用される予定だ。
上尾ハーフで自己新の藤原滋記(4年)、今季急成長した太田智樹(2年)、スピードのある新迫希志(2年)も往路候補。狙い通りに山でトップを奪えるか。
3 / 10