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箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】。
「下剋上」はあるか? (6ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by AFLO

予選会でチーム内2位、山上りの5区起用が予定されている森田清貴予選会でチーム内2位、山上りの5区起用が予定されている森田清貴上武大学

近藤新監督のもと過去最高順位を狙う

 前回は予選会をギリギリで通過し、本戦は最下位の20位。今季から神奈川大時代に5区で活躍した近藤重勝コーチが駅伝監督に昇格して、予選会を6位で突破した。花田勝彦前駅伝監督からの「タスキ」をしっかりつないで、初参戦からの連続出場を「9」に伸ばしたいところだ。

 近藤監督は予選会チームトップの東森拓(4年)を2区に、同2位の森田清貴(4年)を5区に起用することを明言。1区には、11月26日の1万m記録挑戦競技会でチーム最速の29分08秒43を出して勢いに乗る坂本佳太(3年)か、今季急成長の太田黒卓(2年)が入る見込みだ。チームの本戦最高となる総合14位を上回り、目標であるシード権を手にしたい。

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