箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】。「下剋上」はあるか? (8ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by AFLO

総合力の高いチームを、エースの蜂須賀源がけん引する総合力の高いチームを、エースの蜂須賀源がけん引する國學院大學

全員駅伝で5年ぶりのシード権を狙え!

 前回はまさかの予選会敗退。再出発を誓った今季は、全日本大学駅伝選考会をきっちりとクリアした。箱根予選会こそ8位通過と苦しんだが、全日本では過去最高の9位に入っている。

 本戦では全日本の1区で7位と好走した細森大輔(4年)を1区に、エース・蜂須賀源(4年)を2区に配置して、勝負を仕掛けたいところ。エース級ランナーは少ないが、ハーフマラソンで1時間4分未満が7人、1時間5分未満が18人を数える厚い選手層がチームの特徴。5区にも適任者がいるとの情報もあり、序盤で好位置につけることができれば、5年ぶりのシード権が見えてくるだろう。

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