箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】。
「下剋上」はあるか? (7ページ目)
チームの2枚看板である、ワークナー・デレセ(左)と 宇田朋史(右)拓殖大学
チーム最高順位となる「6位」が目標
予選会は7位通過も、本戦では躍進するかもしれないチーム。今季は9年ぶりに全日本大学駅伝選考会を突破。全日本は1区で14位と出遅れながら、2区ワークナー・デレセ(2年)が5人抜き、4区の宇田朋史(4年)も区間2位と好走して、8位に食い込んでいる。
11月26日の1万m記録挑戦競技会でもデレセが28分19秒16、宇田が29分12秒99 とそろって自己新をマークした。2区のデレセで上位進出が計算できるだけでなく、宇田が入る区間でも攻撃が可能。5区から平地にコンバートされる馬場祐輔(2年)、新たに5区候補に挙がる戸部凌佑(2年)の走りも期待できる。手堅いレースを得意とするチームだけに、序盤で上位につけるとおもしろい。
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